雨後の鍵

雨後の筍ならぬ雨後の鍵には要注意です。
雨が降った後、なんだか鍵の調子が悪いなと感じることはありませんか?
どうせすぐに戻るだろうとそのまま使い続ける人もいるかもしれません。
しかし、放置して使い続けると鍵が壊れてしまうこともあるのだそうです。
雨が振った後に鍵が奥までささらなかったり、引っかかってスムーズに入らないような感じがしたらすぐに修理を頼んだほうがいいかもしれません。
鍵が重くて回りにくい、片方にしか回らなくなってしまった、となったらそれは完全にシリンダーが故障しています。
このまま放置してしまうと鍵がまったく動かなくなってしまいます。
動かなくなった鍵を無理に動かしてしまうと折れたり曲がったりして使えなくなります。
シリンダーごと交換ということになってしまいますので修理を早めに済ませたほうがコストも安く抑えられます。

どうして雨の後にはこのようなトラブルが発生するのか?
それは湿気と深い関係があります。
雨が降ったことによってシリンダー内部に水分が多くなります。この水分がチリやホコリを集めてしまうのだそうです。
ですから、雨が振った数日後にホコリが舞い上がってシリンダーが土埃を吸い込んでしまい壊れてしまう、ということが多いと考えられます。

ホコリを吸い込むとシリンダー内の水分はタダの水分ではなくドロドロした水分になり、乾きにくくなります。
このような汚れにディンプルキーは弱いため、あっさり故障してしまうのです。